【観光地レビュー】ファンタジースプリングス ~今のディズニーランドの縮図がここにある~

観光地レビュー

総評

リピート性はないが、初めて体験した時の感動はさすがディズニーって感じ。
行ったことないならお勧めします。

2回目で感じたのは前から個人的に思っていた今のディズニーランドの弱点でした。

今のディズニーランドに思っていることと一緒に、弱点を後半からのレビュー本体で書きます。

お付き合いいただけると嬉しいです。

評価

おすすめ度 4/5  ★★★★☆ (おすすめ)

項目点数(5点満点)
コスパ3.0 (★★★☆☆)
リピート性3.0 (★★★☆☆)
快適さ(混雑度)2.5 (★★✯☆☆)
立地(アクセス性)5.0 (★★★★★)
エンタメ性5.0 (★★★★★)

値段

入園料:7,900 ~ 10,900 円 (2025/7/7現在)
※事前チケット購入必須

特記事項
DPA(課金式優先アトラクション乗車チケット):2,000 円

滞在時間

9:00 ~ 21:00 (ほかのエリア込みで)

よかったところ、いまいちだったところ

よかったところ

  • 流石のディズニークオリティ
  • アナ雪、ピーターパンのアトラクションは体験の価値あり

いまいちなところ

  • 料金が高い
  • DPAありきでしかアトラクションを回り切れない
  • 新エリアだけあって、待ち時間が長い

場所

〒279-8511 千葉県浦安市舞浜1−13

レビュー本体

自分は2回行きました

1回目はファンタジースプリングスが誰でも入れるようになった4月ごろ。
2回目はいろいろ縁があって9月ごろに訪問しました。

1回目と2回目で印象が変わりました。
2回目の部分で弱点だと思っているところ書きます。

1回目 ~なんだこの素晴らしいエリアは~

初めて入場し、体験したのは「アナと雪の女王」、「ピーターパン」、「ラプンツェル」の3つです。うち、アナと雪の女王以外はすべてDPAで乗りました。

超楽しかった。この一言に尽きます。

アナと雪の女王 ~演出がすごい!~

さすがディズニーですね。
最新技術を駆使して映画のシーンを体験できるようにしています。演出も上手。
ストーリーは「アナと雪の女王」の最初の映画のものになっています。

エリアの再現も素晴らしいと感じました。この時は確か180分待ちだったと思いますが、
あっという間に過ぎた印象でした。
待ち列も工夫されていて、アナとエルサが遊んだオモチャなどがおかれていたりと、少し生活感を感じさせる演出などがありました。

個人的にはこれが一番おすすめかなぁ。初めて行くなら。

アレンデール城
乗り場はこんな感じ
待ち列にあるお人形。お土産屋さんでもキーホルダーが売ってました。
夜のお城も超綺麗

ピーターパン ~体感型~

こちらは違う方向での最新技術の使い方を感じました。
アナと雪の女王は演出のために技術を使っている印象ですが、こちらは最新技術を使って、体感させる感じのアトラクション。USJのスパイダーマン形式。

こんなこと言うと怒られるかもしれないですが、同じようなやり方で上海ディズニーランドのパイレーツオブカリビアンがあるので、そっちのほうが感動しそうだなと思ってしまいました。

でも、面白いアトラクションです。人によってはこのアトラクションが一番良かったと言っている人もいます。

エリアに髑髏岩などの装飾もあり。

ラプンツェル ~短いが、最後は綺麗~

正直に言いますと、「短い!」この一言に尽きます。
待ち時間としては120分以上の時もあるのですが、アトラクションの時間は体感5分。
うーん。短い。

ですが、最後のシーンはとても綺麗で幻想的です。
そこが売りだからか、スタッフさんが「写真撮っていいですよー」とむしろ推奨してくれます。
暗いシーンが多いので、カメラの設定は要検討です。

待ち時間が短いならば乗りたいですね。待ち時間が短ければ。。。

乗り場はこんな感じ
アトラクションから見える塔は外からでも見れまして、写真も撮ることができます。
ラストシーンはこんな感じ。とても綺麗です。

2回目 ~自分が思うディズニーランドの弱点とは~

「別に乗らなくていいや。もう乗ったことあるし。」
これが2回目に行った時の正直な感想です。

なんだこの温度差は。
そう思った方もいると思います。

でも実際そう感じました。
ディズニーランドの弱点がここにあるのではないかと思っています。

自分が考えているディズニーランドの弱点。それは
オタクでなければ、リピートに耐えるアトラクションが少ないこと。

どれだけ演出が素晴らしくても、どれだけ没入体験があっても、同じことの繰り返しでは飽きられます。

じゃあ、どうすればいいのだろうか

では、同じことの繰り返しでも飽きられにくいアトラクションとは何か・・・

自分は絶叫系のアトラクションだと思っています。

絶叫系って初見が面白いのはもちろんですが、浮遊感やスリルを味わうために行くのでどんなにストーリーがなくても、どんなに同じトラックでも、そのアトラクションで得られるスリルが面白ければ何回でも乗れるものだと思っています。
だって、実際「センターオブジアース」なんて開園当初からあるのにいまだに常に1時間以上待つじゃないですか。「イッツアスモールワールド」の待ち時間と比べても確実に前者のほうが長いということは皆さん実感としてわかっていただけると思っています。(もちろん、どちらも素晴らしいアトラクションですが)

今って、ランドとシーに何個の絶叫アトラクションがありましたっけ?

ランド:3個
シー:3個

だと思っています。
絶叫系以外は数えるまでもなくもっとありますよね。

絶叫系のアトラクション、もしくは今までと違う毛色のアトラクションを増やしていくのはいかがでしょうか。もう感動や演出系では厳しいんだと思います。

まとめ ~今の時代のディズニーでの楽しみ方って~

多分かなりのお金がかかっていると思います。このエリア。

にもかかわらず、少なくとも一人のディズニーファンにとってはリピートに耐えないものになっています。

今の時代、みんなの楽しみ方が「ディズニーランドで遊ぶ」ではなく、「ディズニーランドで遊んでいる私、うらやましいでしょ?」という楽しみ方になっていると思います。

それって、中身にうま味がなくて、ブランドしか残っていないからこんなことになるのではないでしょうか。

それでもまだ演出に意匠を凝らしたアトラクションを作り続けるのでしょうか?
DPA?そのほか高額な課金要素?なんでそんなもの作らないと経営が苦しくなるんでしょうか?

今のパークに魅力を感じない人が多いんじゃないでしょうか。
遊園地の魅力って、スタッフさんの対応のような環境だけで決まるのではないと思いますよ。
そこで感じる非日常感とアトラクションの魅力がメインなんだと思います。
非日常感は既にあるので、あとはアトラクションの魅力だと思っています。

USJなんてあきらめてコラボという手段でアトラクションをいろんな手段で味付け変えてるじゃないですか。お金をかけて新しいものを作るのは難しいことがわかっているので。

USJは「ハロウィンホラーナイト」の成功でこれをなんとなく感じ取ったのではないかと思っています。

あそこまでなりふり構わずやってほしくはないですが、そこに関してはディズニーさんも見習って頂きたきたいなぁ・・・なんて。偉そうに言っちゃいました。

最後に一言。
ディズニーさん。私は応援しています。あなたは大好きなテーマパークです。ぜひ頑張ってください。

以上です。

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