~コンセプト通りならばよかったと思えた万博~
総評
7500円も払って、人気のパビリオンにも入れない。そんなのってあんまりだと思います。
予約できなくても7500円分の価値を感じれるようにするのが運営の役目なのではないでしょうか。
少なくとも自分は「並ばない万博」が実現していたら7500円の価値を感じていたと思います。
点数/施設情報
おすすめ度:1.0/5.0 ★☆☆☆☆ (残念)
項目 | 点数 (5点満点) |
---|---|
コスパ | ☆☆☆☆☆ (0) |
リピート性 | ★★☆☆☆ (2) |
快適さ(混雑度) | ☆☆☆☆☆ (0) |
立地(アクセス性) | ★★☆☆☆ (2) |
エンタメ性 | ★☆☆☆☆ (1) |

値段、予約要否、滞在時間
・値段
入場料:7500 円 (大人料金。券種複数あり。最安値は6000円)
・予約要否
必須。なくても入れるパビリオンはありますが、楽しむためには予約必須です。
・滞在時間
4時間
よかったところ、いまいちなところ
よかったところ
- 各国の人と触れ合える
いまいちなところ
- 予約(抽選)しないと楽しめない
- とにかく待つ。何するにも待つ。
- 自分には伝えたいことがわからなかった。
- 車で来た場合、駐車場からバスに乗らないといけない。
- 料金が基本高い
場所
〒554-0044 大阪府大阪市此花区夢洲中1丁目
レビュー本体
経緯
自分は大阪出身なので、夏の帰省で大阪に帰ることになりました。
両親がせっかくなので大阪万博に行こうと提案してくれ、その流れで万博に行きました。
正直、興味があって行ったわけではなかったです。
事前にYoutubeなどで情報を少しだけ仕入れていたので、「事前の調査と予約が必須」であることは承知していました。しかし結果は惨敗。
ということで事前の調査フェーズから書いていきます。
事前調査フェーズ
ネットでさんざん事前調査と予約が必要であることは書かれていたので、妻と各パビリオンの展示内容を調べることに。
公式サイトを確認しましたが、「え?ナニコレ?」状態。
全く展示内容がわかりません。デザイン重視したのかもしれませんが、なんの紹介にもなっていません。
元々興味がなかった我々夫婦はこの時点でリタイア。もういいやって感じ。
なぜお金を出していく我々が必死になって調べないと情報が出てこないような作りにしているのか。甚だ疑問です。
救世主、妹
今回家族の中で唯一事前に万博に行ったことのある妹が助けてくれました。
人気のパビリオンの紹介と事前予約(抽選)をしてくれました。ありがとう妹。
しかし、すべての抽選に外れました。残念です。
当日フェーズ
入園前
チケットにも時間指定がありました。そう、入園時間の。
これが混雑対策なのだとしたら失敗ですね。激混みです。
自分には効果が感じられなかったとともに、炎天下の中無駄に待たされるだけの仕組みでした。日の光を遮るものがない海辺なので、せめてパラソルとか日除けを設置したほうがいいと思いました。
待った時間は40分ほど。これ、最初に書いた滞在時間に入っています。

入園後
何とか入園。最初にイメージキャラクターのミャクミャクがお出迎え。
記念写真を撮りました。

大屋根リング
大屋根リングはすごいお金をかけただけあって良かったです。
海辺で風があることで、大屋根リングの日陰に入ればだいぶ涼しかったです。これは素晴らしかった。
たくさんの人が大屋根リングの日陰で休憩していました。

フランス館へ
待ち時間が少なかった(45分)ので、比較的人気のフランス館へ。
やはりここでも待ちます。この待ちが辛い。予約していると早く入れるみたいでした。しっかりネットの情報を調べて、何に行きたいか絞り、予約を確実にゲットしておくこと。これが今回の万博を楽しめるかの分岐点です。

中に入ると、ルイビトンのキャリーケースで作られた空間や映像作品の展示などがありました。
はい。そうです。上の一行で終わってしまうくらいに自分は何も感じ取れませんでした。
途中のQRコードとかを携帯で読めばまた少しメッセージがあったのかもしれませんが。
「展示」なのだから、追加説明を見なくてもわかるようにすることも重要だと思いました。
まぁ、見てない自分も悪いのはわかりますが。


昼休憩
この時点で我々の体力は殆どなくなったので、お昼ご飯を食べながら休憩。
その間に妹はモンハンの当日抽選をしてくれていました。
5人で行ったのですが、人数が多いせいか、残念ながら当選ならず。
休憩後とりあえず何かほかのパビリオンに向かいます。
滞在時間2時間経過。
北欧パビリオン
北欧パビリオンが待ち時間30分だったので入りました。
北欧の景色とか好きだったので、どんな文化なのかとか気になっていたので割と楽しみにしていました。
が、いまいち自分には刺さらなかったです。こちらは予約とかはなさそうでした。
北欧の文化や取り組みを概念的な図で表して説明する映像が流れる展示。
やはり、待ち時間がネックですね。待たなくてよいならばこれはこれでよかったのだと思います。

休憩
再び休憩。夏の厳しい暑さで体力がなかったので、休憩しました。
ここで妻と妹がコンビニに買い出しに行ったのですが、入店に20分。どんだけ待つんや。
滞在後半
ショップへ
両親と妹を残し、我々夫婦はショップへ。せっかく来たのでグッズを買おうという考えです。
ショップ、なんと40分待ち。そして中も激混み。
何も買わずに退店。
待ち時間>店内にいた時間
体力と興味の限界
ごめんなさい。ここで自分の体力と万博への興味が尽きました。自分には楽しめなかった。
今思うと自分側の改善点もいろいろありましたが、事前から興味がないと無理でした。
調べることを厭わない興味がないと楽しめないです。
最後に大屋根リングに上る
両親と妹には帰宅する旨を伝え、最後に大屋根リングの上からの景色を見に行きました。
想像よりも見晴らしが悪い・・・
一周回る気力もなく。退散。
滞在時間、4時間。我々の大阪万博は4時間で閉幕しました。
最後に
書いていて思いましたが、やはり事前の予約と調査で成否が決まります。
万博を楽しんでいる人。すみません。あまりポジティブなこと書いていません。
予約できなかったサイドの自分から見た万博はこうでした。
入場料7500円を支払い、予約も抽選外れで取れず。サイトもさっぱりわからない。
あえて言わせてください。お金・時間・体力の無駄だったと思ってしまいました。
せめて、「1つのパビリオンは確実に予約できる」とかどうでしょう。
7500円も払って、人気のパビリオンにも入れない。そんなのってあんまりだと思います。
予約できなくても7500円分の価値を感じれるようにするのが運営の役目なのではないでしょうか。

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